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今回は、弊社が長年取り扱ってきたスピルリナとはどのようなものなのか、その良さをお伝えしたいと思います。
スピルリナは、中南米やアフリカなどにある、強アルカリ性の特殊な水質の湖に自生しています。湖には強い太陽光線が降り注ぎ、水温は30度以上にもなるといいます。
スピルリナが自生している周辺の地域、特に農耕や牧畜に適さない場所では、古くから住民の貴重なタンパク源として食されてきました。古代メキシコ高原に住み着いたインディオの一族は、16世紀初頭スペイン軍に征服されるまで、メキシコの湖に繁茂しているスピルリナを、パンやスープの食材として利用していました。また、アフリカ、サハラ砂漠の奥地にあるチャド湖周辺の住民は、湖面に浮かぶスピルリナを、ワラで編んだ手網やカゴで採取し、「ダイエ」と呼ばれる緑色の菓子を作るそうですが、これは彼らの先祖伝来の、数千年以上にわたって伝承されてきた食習慣だと考えられています。彼らは近隣諸国の人々に比べて非常に栄養状態も良く、健康に暮らしていたことから、日常的に食べているチャド湖の藻「スピルリナ」に秘密があるのではないかと注目し、1963年、フランスの研究チームが本格的に調査を始めました。
(参考:『スピルリナで現代病に勝つ』新居裕久 ハート出版)
何世紀も前の食生活に比べると、現代は“美味しい食べ物”が豊富にあります。しかし、食が豊かになった反面、現代病と呼ばれる疾患が増えているのも事実です。本当に美味しい食べ物というのは、“人が健やかでいられる食べ物”ではないでしょうか。
ファストフードやお菓子など、脳が美味しいと勘違いしているだけの食べ物ばかりを食べていませんか?
《ビタミン・ミネラルの宝庫》Bissa365 | 株式会社ビレモ (biremo.net)
スーパーフードとは、
と定義されています。そしてその基準は、
となっています。(日本スーパーフード協会)
スピルリナは、その筆頭で、人間の体内に必要とされる栄養素や機能向上に貢献する成分を豊富に含んでいます。スピルリナの成分の半分以上がタンパク質で、ベータカロテン、ビタミンB群、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウム、クロロフィルといった多くの栄養素を含んでいるので、現代人の偏りがちな食生活の改善に役立ちます。これらの栄養素の中でも、スピルリナに特有なのが、免疫向上作用、抗酸化・抗炎症作用が期待される“フィコシアニン”という青色の色素成分です。また一般の食品よりも消化吸収がよいことや、低カロリーであることが特長です。
良質なたんぱく質、ビタミン・ミネラルなど栄養バランスに優れ、消化吸収性も良いスピルリナは、梅雨に入り体がだるい、食欲もないなぁという方の栄養補給にはぴったりですね!不規則な生活で疲れた体に、野菜不足の方に、育ち盛りのお子様にもお勧めです😊