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2021年6月14日 熱中症

熱中症対策

関東甲信地方に、平年より7日遅れて梅雨入りが発表されました。ここ10年で一番遅い発表となったそうです。九州は5月中旬から梅雨でしたから、ひと月も差があって驚いています。今週は全国的に大気の状態が不安定とのこと。急な雨、激しい雷雨にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 

熊本の新規感染者数も減ってきて、ようやく「まん延防止等重点措置」が解除されました。感染症対策は、まだまだ続けていかなければいけませんが、人とのふれあいも、買い物や外食といった経済活動もやっぱり必要で、人出が少なくなった街中に、活気が戻って来る日を待ち望む毎日です。

心と体の健康を維持するためにも、家の中ばかりで過ごすのはよくありません。熱中症にならないよう衣食住の多方面から生活を見直し、熱中症に負けない体づくりとして、真夏になる前から少しずつ体を動かしてみてはいかがしょうか。

 

十分な水分と塩分の摂取を心がけ、暑い環境を避ける!

時間を決めてこまめに水分補給をし、室内なら早めにエアコンをつけましょう。特に起床時と就寝前は、睡眠により水分を摂らない状態が長く続くので、忘れず摂るようにしましょう。1回の食事では、コップ2~3杯の水分が摂れるそうです。暑くなると食欲が落ちてしまい、熱いお味噌汁やスープも敬遠されがちですが、冷たい食べ物はほどほどに。栄養バランスの良い食事を心がけ、寝ている間に失われた水分や塩分を補うために、特に朝ごはんはしっかり食べましょう。

激しい運動をする時や長時間運動を続ける場合には、血中のナトリウム濃度をやや高くすることも必要です。低下すると熱けいれんが起こる場合もあり、大変危険です。食塩と糖質を含んだ飲料がスポーツをする時に適しているのは、ブドウ糖とナトリウムが揃うと、腸管での水分吸収がより促進されるからだそうです。

 

涼しい頃から運動の習慣をつけ、適度に汗をかく! 

日頃からよく体を動かし、汗をかいている人は、筋肉だけではなく汗腺が鍛えられているので、発汗によって体温がうまく調節されています。しかし、クーラーの効き過ぎた室内にばかりいて、汗をかくことが少ない人は、汗腺の機能が鈍っています。暑さに強い体をつくるために、真夏を迎える前から1日に15~30分程度の“汗をかく運動”を習慣にして、筋肉も落とさないようにしましょう。ゆっくりペースのスクワットを朝晩10回ずつ行うとか、早歩き3分とゆっくり歩き3分を交互に歩く「インターバル速歩」などがオススメです。

たんぱく質と糖質を含む牛乳は、血液の量を増加させ、熱中症リスクを効果的に下げることができます。運動直後から30分以内は、たんぱく質合成能力が特に高くなるので、この時に300mL程度の牛乳を飲むと良いそうですよ。牛乳のたんぱく質は、大豆のたんぱく質と比べて体内で筋肉をつくるスピードが上がりやすく、その効果もより長く続くとのことです。

(2017.06げんき夏号より抜粋)

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