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2021年7月9日 熱中症

水の恵み

七夕も過ぎましたが、みなさまどんな願い事をなさいましたか?近くのスーパーにある七夕の笹には、コロナの収束を願う短冊もたくさん飾られていました。梅雨はまだ終わらないようで、昨夜は雷が鳴るくらい大荒れのお天気でした。大雨が降っていても、雲のむこうにはきれいな星空が広がっていると思うと不思議ですね。

今後も週末にかけて雨は続きそうです。天気の移り変わりに注意して、どうぞ安全にお過ごしください。

 

今、我が家ではペンタスが次々と開花しています。ペンタスの花言葉は「希望がかなう」「願い事」。星のような花の形が可愛らしくて、七夕にぴったりのペンタスは、まだまだ夏の間の花壇の彩に活躍しそうです。

暑い夏の植物には水やりが欠かせませんね。私たち人間もまた、水分が不足すると、体にはさまざまな不調が起こります。

 

水分不足で起こる体の不調

熱中症

熱中症の初期には、めまい、筋肉痛、しびれ、大量の発汗などが現れ、症状は、頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)と進んでいきます。暑い季節は特に、こむらがえりや発汗を軽く考えず、休憩をとって、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給をしましょう。

 

血液の質、血流の悪化

急な暑さで水分が奪われ血液濃度が濃くなると、血液がドロドロになり血流が悪くなります。すると、不要な老廃物や二酸化炭素を体外に排出することができず、 身体の中に長くとどまり、倦怠感やだるさといった疲労の原因にもなります。脳に流れる血液の循環が悪くなると頭痛の原因となり、脳梗塞・心筋梗塞にもなる危険性が・・・頭痛になりやすい人は、水を十分補給しているかチェックしましょう。

 

便秘

食事の内容、生活習慣など、さまざまな要因はありますが、便秘の原因として意外に多いのが水分不足。摂取する水分が不足してしまうと腸内の水分も不足してしまい、便が硬くなり排出しづらくなって便秘になってしまうのです。便秘解消のために水分を取る場合は、緑茶やコーヒーなどカフェインが入っているものは避けたほうがよいでしょう。

 

肌荒れ

外からの保湿と同時に、体内を水分で満ちた状態にしておくことは、お肌にとっても大切です。水分不足で便秘になるとお肌も荒れてきます。ミネラルウォーターに含まれる成分には、新陳代謝アップに有効な成分も含まれています。いつも何気なく飲んでいた水を、ミネラルウォーターに変えてみるのもひとつの手ですね。

 

痛風

日本人は体内に尿酸がたまりやすい傾向にあります。尿酸は尿に溶けて体外に排出されますが、酸性になるほど溶けにくくなります。睡眠中は水分不足から酸性尿になりがちで、腎臓障害や結石も起こりやすくなります。寝る前の水分補給は、通風の予防にプラスです。

 

夏の水分補給

一日に必要な水分量は、一般的に1.5~2㍑。体重を30で割った数(㍑)が適量だと言われています。「いつ・なにを・どのように」摂れば良いのでしょう?

 

いつ?

人は寝ている間にかなりの汗をかくので、朝いちばんは水分が不足気味。朝起きたらコップ一杯の水を!就寝前入浴の前後にも忘れずに。外出の前は、トイレが心配かもしれませんが、汗で水分が奪われることを見越して飲んで出かけましょう。

 

なにを?

日常的な水分補給や軽い運動の時にはを。通常は冷たい水より、常温か白湯の方が理想的です。食事がきちんととれていない人や激しい運動で急激に水分が失われる時には、ミネラルも一緒に摂れるスポーツ飲料もOKですが、糖分が多いので飲み過ぎには注意が必要です。

 

どのように?

日中の水分補給はこまめに。一気飲みではなくちょこちょこと。時間を決めて飲むのもいいですね!

(2015.06げんき夏号より抜粋)

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