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寒くなってきましたね。温かい飲み物が美味しい季節です。カップを持って手先を温め、フーフー冷ましながら飲めば心もリラックス。飲んで胃腸を動かしましょう。今年もあと2ヶ月です。何かと忙しい日々ですが、寒い季節の水分補給はとても重要です。美容と健康に、そしてほっと一息つくために、お好みのドリンクは?
朝一杯の白湯を冷え対策に!お湯を沸かし、体温よりも少し温度が高いくらいまで冷まして飲みます。白湯を飲むと胃腸の動きが活発になり、代謝が上がります。朝起きた時や、毎食前に飲むことで、消化の助けになり、老廃物の排出にも繋がります。朝の“スッキリ”には白湯をどうぞ!
紅茶は「カフェイン」を含むので体温を下げるのでは?と思われがちですが、製造過程で発酵しているため、体温を上げる効果があるといわれています。午前中に飲むと代謝が上がり、集中力もアップ!糖質も分解してくれますよ。寝る前は飲むのを控えて、1日2~3杯程度を目安にしましょう。紅茶は甘くないと飲めないという人は、黒糖や蜂蜜で甘みをつけるのがおすすめです。
ほうじ茶に含まれている「ピラジン」という成分が、血液のめぐりを促進して、身体を温めてくれるといわれています。煎茶は飲みすぎると体を冷やすので梅干しを入れて飲むのがおすすめ。元旦に、煎茶に梅干しと昆布を入れて飲む「大福茶(おおぶくちゃ)」は、無病息災を願う縁起物ですが、お正月にだけ飲むのはもったいない!寒い日の定番に加えてみてはいかがですか?
冷え込む夜にはココアを飲みたくなりますね。ココアの主成分は「カカオポリフェノール」。強い抗酸化作用があり、血糖値の抑制や血流の促進など、多様な健康効果があります。「テオブロミン」も、末梢の血管を拡張し、血流を良くします。ココアに含まれる食物繊維は「リグニン」。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあり、大腸がんの予防や便秘解消に効果あり!ココアには鉄分も多く、貧血気味の女性にはもってこいですね。自律神経を整え、リラックス作用もあるので、寝る前に飲むと良質な睡眠が期待できます。
(2017.12げんき冬号より抜粋)