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ゆっくりと、でも、確実に春らしく暖かくなってきました。春先は、大陸からの汚染物質が運ばれやすい独特の気圧配置になり、風によって舞い上がった砂埃の中には有害な物質や花粉が混じっています。紫外線量の増加、冷えや乾燥、大気の汚れ…春は、肌トラブルを引き起こす原因がいっぱいです!
皮膚には、紫外線や汚れ、肌に害を与える異物など、外的刺激から肌を守るバリア機能や、肌の潤いを逃がさず、きれいに保つ機能、異物が入ってきたときに、その情報を神経に伝達する機能などがあります。皮膚の状態が安定していれば、体内の水分が蒸発しすぎず、潤いは保たれます。しかし、寒さで血流が悪くなると栄養を運ぶ働きが鈍り、気温が低ければ空気も乾燥するので肌表面の水分が奪われます。そこで慌てて新しい角質細胞を作ろうとしますが、急いで作られる細胞は、保湿力のない未熟で縮んだ角質細胞なので、肌が段々ゴワゴワしてきます。自然にはがれ落ちるはずの古い角質も積み重なって表面に分厚く残り、肌を硬くしてしまいます。このように、春先の肌は「ターンオーバー」が乱れ、本来持っているはずの修復力も弱った状態にあるのです。
冬から春先にかけては、年間で最も乾燥しやすい季節です。その上、近年は湿度を自然に調整してくれるはずの土や緑が都市化によって減っているので、空気が年々乾燥しやすくなっています。ある調査によれば、東京都心ではこの100 年の間に、年平均で20%も湿度が低くなっているそうです。肌の大敵“乾燥”の原因は、こんなところにもあるのです。
やはり“生活習慣”が美しい肌をつくる源。早寝早起き十分な睡眠など規則正しい生活、栄養の偏らない食事、そして正しいスキンケアを積み重ねること。わかっていても、春は生活環境が変わる人も多く、ついつい無理をしてしまいます。ターンオーバーが早すぎても遅すぎても肌は美しくなりません。健康な角質細胞をしっかり作り出せるよう、理想的なサイクルを保つことが、美肌への第一歩ですね。
(2018.03げんき春号より抜粋)
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