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2021年4月19日 ブログ

「地震」で思い出す事

熊本城の再建

先日、新阿蘇大橋が開通し、熊本城の天守閣も新しくなりました。

コロナ禍でも少しずつではありますが、熊本は前に進んでいます。

今月26日には約5年ぶりに天守閣の内部が一般公開される予定です。展示物もリニューアルされて天守閣最上階にも上がれるそうですよ。

熊本の子供たちは見学旅行や遠足で熊本城を訪れます。私も子供のころは度々訪れていましたが、前回息切れしながら家族で天守閣に登ったのはいつだったかな・・・?今回の再建で、今までにはなかったエレベーターも新設されました。

また中に入れるようになるなんて、本当に嬉しい限りです。

 

※新型コロナウイルス感染症の急速な拡大の影響により、4月26日から予定されていた天守閣内部公開は延期になりました。(2021年4月26日追記)

 

鶴屋百貨店方面から見上げた熊本城 2021年4月15日撮影

 

「地震」といえば・・・1995年

弊社は1995年、平成7年1月6日に創設されました。事務所を借りたものの年の初めとあって、机や椅子、事務機器などが届くのは13日(金)となりました。その頃はまだ15日(日)が成人の日でしたから、翌16日(月)は代休。ですから17日の火曜日が、みんな揃っての営業開始日という事になりました。

 

その日の早朝、テレビには薄暗い中に映し出される煙と炎・・・出社すると地震の話でもちきりでした。真新しい事務所で「さあ今日から頑張ろう」という日、次々と新たな被害の様子が映し出される画面に皆、釘付けだったのを覚えています。

「阪神淡路大震災」営業初日、忘れられない日です。

 

まだ営業にはポケベルを持って出かけているような時代でした。それから急速に携帯電話が普及し、個人個人が持つようになって、何かあった時に助かるチャンスが広がりました。大きな地震が起こる度に耐震基準も見直され、技術も進みました。地震ばかりでなく、“想定外”の災害は続いています。昨年熊本で起こった「令和2年7月豪雨」の広範囲に及んだ水害の光景は、今もなお、目に焼き付いています。

 

阪神淡路大震災からの26年は、私たちビレモの歩みと同じ長さです。今年は東日本大震災から10年、熊本地震から5年の節目にあたります。自然災害に対する人の無力さ弱さを感じながら、人と人との絆、立ち上がる強さも同時に認識する、平成から令和です。

再建途中の天守閣2020年1月13日撮影
再建途中の天守閣 2020年1月13日撮影
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